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2024.6.20 神奈川県立保健福祉大学大学院が「湘南アイパーク」でコラボ授業を開催しました

2024年5月21日、神奈川県立保健福祉大学が参画している産学官共創拠点の形成を目指すJSTプロジェクト「共創の場形成支援プログラム─“健歩快働“をまちごと科学するイノベーティブ新湘南共創拠点─」(代表機関=横浜国立大学、幹事自治体=神奈川県)の概要を紹介し、拠点ビジョンについて参加者と議論する英語レクチャーが、拠点中核サイトである横浜国立大学新湘南共創キャンパス(湘南ヘルスイノベーションパーク (以下、湘南アイパーク)内)で行われました。

この日のレクチャーは、神奈川県立がんセンター臨床研究所とともに神奈川県みらい未病コホート研究を運営する神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科・成松宏人教授の「研究の技法」コースの学外コラボレーション授業の位置づけで、授業を履修する大学院生や関係者12名が参加しました。

同プロジェクトのリーダーとして、湘南アイパークの施設紹介・地域における位置づけを含め、拠点活動概要に関するレクチャーを行ったのは、横浜国立大学大学院工学研究院准教授であり、学長補佐(研究・医工連携)、総合学術高等研究院次世代ヘルステクノロジー研究センター長を兼務している下野誠通さん。

同プロジェクトが目指すのは、日常生活中における人の活動・動作を把握するビッグデータに着眼した独創的なヘルスケア技術の開発によって、高齢になっても健やかに歩くことができ、快活に働き続けることができるという“健歩快働”を実現する街づくりです。

下野さんは「GoogleやAppleなどの米大手企業らが獲得してきたテキストや写真などのビッグデータに続く、次なる注目のデータは人の様々な動作に関わる“モーションデータ”。我々はこのビッグデータを活用して、疾病や介護のリスクを予測するなどして地域住民の健康づくりに貢献していく。そのためには、地域住民のディスカッションへの参画や、産・学・公・医といった多様な地域のステークホルダーによるエコシステム形成に向けたコラボレーション促進も非常に重要」と語りました。

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