研究の目的

健康な状態からゲノム情報を含めた網羅的な生活習慣、健診検診データをビックデータ化することで、疾患リスクを明らかにし、未病対策(疾病予防)に役立てることが私達の研究の目的です。

生活習慣病は日本人の三大死亡原因である、がん、脳卒中、心臓病といった病気です。その名の通り、お酒、たばこ、不健康な食事、運動不足などといった生活習慣が原因となることが知られています。その一方で、同じような生活をしながらも、がんになる人もいれば、ならない人もいます。また、健康的な生活習慣の人でも病気になり、逆に不摂生をしているのに長生きで健康な人もいます。これは、生活習慣病を引き起こす原因は、生活習慣だけではなく、皆様の体質とも言える、遺伝的な要因も関わっているためと考えられています。

しかし、この病気と体質との関係は、現在ほとんど解明されていません。神奈川県みらい未病コホート研究では、この関係を明らかにし、どのような体質と生活習慣が組み合わさると病気になりやすくなるのかを突き止めたいと考えています。

病気と体質の関係を解明できれば、個々人がなりやすい病気を予防するためにはどんな生活習慣を送ればいいのかについて、アドバイスができるようになり、お一人お一人の体質に合わせた体にやさしい治療「オーダーメード医療」の実現に貢献することもできます。

研究の内容

神奈川県みらい未病コホート研究は2016年から、10万人以上の参加者を20年以上追跡する日本多施設共同コーホート研究の共同研究として、県西部でゲノムコホートとしてスタートしました。ベースライン調査期間5年で5000人のリクルートを計画して調査を進めています。コホートデータの解析もJ-MICC研究や東北大学東北メディカル・メガバンク機構と共同で精力的に進めています。

対象となる方

神奈川県在住 18歳~95歳の方

研究メンバー

研究代表者

神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部部長
神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクール教授 成松宏人

研究事務局長

神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部 客員研究員
神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科 講師 中村翔

神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科 成松/中村研究室 HP

未病指標担当(2022.10.1〜)

神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部
研究員 渡邉要

未病指標担当(2022.4.1〜2022.9.30)

研究員 川上諒子

神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部
研究員 川上諒子

未病指標担当(2020.4.1〜)

神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部 客員研究員
日本体育大学スポーツマネジメント学部スポーツライフマネジメント学科
大学院体育学研究科准教授 齋藤義信

研究事務局

山形大学医学部付属病院 臨床腫瘍学講座 町立金山診療所
神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部 研修生 高橋鴻志

髙木愛

窪山あや子

夏井佐代子